オートクリックは前から手がけてみたかったので実際に試してみた。
日ごろルーティン的に、このサイト行ったらここをクリックして、ということありますよね。あるいはヤフオクに出品しているとかで、期限切れになったアイテムを再出品したりとか、そういうクリックの手間を減らしたい等。
で、作ってみて、個人的には問題ないしとても便利ですが、これは公開できない。
JavaScriptを通じてクリックすることは、HTMLの要素.click() で出来ます。
簡単に思えますね。
でも、HTMLの要素を絞り込むのが難しいのです。
クリックしたい要素というのはそもそもリンクがあるからクリックしたいわけです(たいていは)、そのリンクの設定の仕方が今時のサイトだと複雑になっていて、見た目通りにいかないことが多いのです。これは別の拡張機能を作る時に体験しました。
それぞれのサイトのhtmlを詳しく見て的確に要素を割り出さないと動作しないので、ユーザーにGUI(いわゆるガワです)を用意するのが非常に難しい。
実際やるとしたら...
・拡張機能を起動させて、チェックモードみたいな状態にしてポップアップ外のクリックが出来る状態にする(じゃないとページの要素を選んでもらえない)
・その状態でオートクリックしたい要素をクリックしてもらう
・その要素をチェックし(親要素や子要素を含めて)リンクを取得する
・ユーザーにリンクが取得できているかをチェックしてもらい、問題なさそうならサイトと要素を保存する
・サイトのURLを常に監視し、保存されているサイトなら機能を実行する
こんな感じですかね。
チェックモードと表現した状態はどうやってするのかわかりませんが、広告ブロック系の拡張機能で見たことがあります。アレは調べる価値ありそう。
まぁやって出来ないことはなさそうだけど、そこまでの手間かけるのもなぁ...
サイトがデザイン変えたら動作しなくなるし。
自分用のは、コンソール画面からサイトのhtmlを調べて直接コードに打ってます。汎用性ゼロですが、はっきり言ってかなり便利。