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一人バンド、火頭工房

ハバネロ栽培とその使い道。

今年育てたハバネロ、最終のご報告です。

 

寒い地域に住んでいるのですが、生育自体には問題なかったように思います。

 

寒い分、栽培のスタートが遅れ気味でしたが沢山収穫できました。
生育が悪いものは早めに撤去した方が良いですね、残しておいても実が小さくあまり意味がありません。

 

霜が降りると要注意、果実の状態が一気に悪くなります。
実がクニャクニャになってしまい、その後あわてて収穫してもすぐに腐ってしまいます。この点は寒い地域住まいの私は不利です、回避するには事前に未熟なハバネロを収穫することになります。


こんな感じに↓ これでもかなりの量が霜にやられ、腐りました。 

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さて、ハバネロは収穫してからの処理が大切、適当に放置しておくとカビが生えてしまいます。ハバネロは水分が多くうまく乾燥しないようですので、実を割り、良い天気が続く時に一気に乾燥させる必要があります。

 

乾燥が難しい場合、保存には冷凍がおすすめ。あるいは醤油漬けやオリーブオイル漬け。

オリーブオイルオイル漬けはあまり日持ちしないという噂ですが、作って2ヶ月目の現在問題ありません。この様子ならおそらく4ヶ月~半年は大丈夫だと思いますが、カビにはくれぐれも注意してください。繰り返しますが、ハバネロはとてもカビやすく、オイル漬けにしても果実の中に含まれる水分からカビ毒を出すかも知れません。

 

ハバネロの辛さはとても有名ですが、その真価は香りにありまぁす。
唐辛子とピーマンをブレンドしたような独特の香りを持ち、他のスパイスでは代替がきかないと思います。

 

試してみた調理例としては...
アヒージョハバネロオイルをちょい足し、鳥や豚の素焼きにハバネロオイルかハバネロ醤油、カレーや洋風煮込みに実を半分~1個、など。活躍の場は広いです。

 

今年の目的は実よりも種を取ることでしたので、その目的は十分に果たしました。次は5月頃から栽培を開始しますので、お楽しみに。